無宗教の視点から見た人類の調和と平和な世界
第2話:異世界への誘い
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太郎
性格・特徴: 真面目で物事を深く考える性格を持つ若者。やや内向的で、世の中の不条理や混乱、特に宗教や国、貧富の差などの社会的な問題に対して疑問や不安を感じている。
老人 / 晴一
性格・特徴: 深く物事を見る眼を持つ謎多き老人。思慮深く、言葉少なにしかし繊細な感受性を秘めており、あたかも何世紀もの時間を生きてきたかのような深さを持っている。
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日が昇り、朝霞が公園を包んでいた。
太郎はベンチに座り、深く考え込んでいた。
由紀との昨日の会話のこと、そして現代社会のさまざまな問題について思案していた。
太郎:この世界の問題は解決できるのだろうか?
もし宗教が存在しなければ、本当に平和な世界になるのだろうか?
そのとき、彼の隣に穏やかな表情の老人が静かに座った。
老人は太郎をじっと見つめ、一言も話さずに隣りに座っていた。
老人:あなたが考えていること、感じていること、すべて分かるよ。
太郎は驚き、老人を不思議な目で見つめた。
太郎:誰ですか、あなたは? なぜ私の気持ちを知っているんですか?
晴一:私は晴一。多くの世界を見てきた者だ。
あなたの疑問に答えを探しに、一緒に異なる世界を見てみたくはないか?
太郎は戸惑いながらも、晴一の言葉に興味を感じた。
太郎:異なる世界…それはどういうことですか?
晴一:この世界とは異なる、平和と調和が実現されている世界だ。
しかし、それを理解するには自分の目で見るのが一番だ。
太郎はしばらく考えた後、決意の表情で晴一を見つめた。
太郎:分かりました。その世界を見せてください。
晴一は太郎の手を取り、公園の小径を歩き始めた。
その道は普通の公園の道ではなく、次第に異次元のような空間へと変わっていった。
太郎は驚きの表情を浮かべながらも、晴一の後を追いかけて歩いていった。
公園の奥、大きな池の前にたどり着くと、晴一は太郎に向かって言った。
晴一:この池の向こう側に、あなたが探している答えがある。
心の準備ができたら、一緒に渡ってみよう。
太郎は深呼吸をし、晴一とともにその異世界へと足を踏み入れることを決意した
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